おせち料理に田作りが入っている意味・由来・いわれとは?田作りの作り方も紹介

おせち料理の代表といえば、「田作り」です。田作りとは、カタクチイワシの幼魚を乾燥させ、炒り、砂糖、醤油、みりんで甘辛く絡めたおせち料理のひとつです。しかし、なぜおせち料理に田作りを入れるのでしょうか?
この記事では、おせち料理に田作りを入れる意味・いわれや、何段目に詰めるのか、田作りの作り方などについて簡単に解説します。おすすめの冷凍おせちについても紹介しておりますので、ぜひ参考ください。
※京菜味のむらでは彩りを重視した盛付になっておりますので、記載内容と異なるお重に盛り付けている場合がございますので、商品をご購入検討される方はご了承ください。
目次
おせち料理に田作りを入れる意味・いわれ
田作りには、「田んぼが豊作になるように」という五穀豊穣の意味が込められています。昔は稲を植える際に田んぼに乾燥したイワシを細かく刻み、肥料にしていました。イワシは肥料の中でも高価なものなので、今年も良いお米が収穫できますようにという願いを込めて「田作り」と言われるようになったと言われています。
田作りは「ごまめ」とも言い、「五万米」と漢字があてられていますが、これも豊作祈願の意味を持つとされています。また、幼魚を多く使用するため、子宝にも恵まれるとされており、「子孫繁栄」の意味も持ちます。
田作りはお重の何段目に詰める?
田作りは「祝い肴」のひとつとして数えられます。地域や風習によって異なることもありますが、田作りは一の重(1段目)に詰めます。
田作りの作り方
田作りの作り方は次の通りです。
材料・調味料
- 材料:カタクチイワシ(イワシの幼魚)60g
- 調味料:しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、砂糖大さじ3
作り方
①フライパンにカタクチイワシを入れてカリッとするまで弱火で炒ります
②小鍋にしょうゆ、みりん、砂糖を入れて弱火で煮ます
③1に2の調味料を入れ、水分を飛ばします
④水分が飛んで粗熱が取れたら完成です。
※お好みで白ごまや一味唐辛子を使うと、さらにおいしくなります。
田作りの賞味期限について
田作りは常温で1週間ほど保存できます。おせち料理を手作りで準備する場合、早めに作っておくことができます。
ノムラフーズでは、田作りを楽しめるおせち料理をご用意しております。
おせち料理の田作りやその他の食材を作ると手間や時間がかかるものです。そこで、おすすめしたいのが通販サイトでのおせち料理の購入です。通販サイトであれば、購入予約をしておくだけで、お正月までに冷凍のおせち料理が届くため、おすすめです。
京菜味のむらでは、作りたての美味しさを独自の冷凍技術で急速冷凍し、解凍するだけで本格京風おせち料理をオンラインショップにて販売しております。最大56品目4~5人前のおせち料理や、3~4人前、2~3人前とご家庭に応じて、いくつかのおせち料理をご用意しております。
おせち料理のご購入をご検討中の方は、下記のオンラインショップへアクセス下さい。
※時期によって販売商品を変更しております。おせち料理は早くて8月頃から予約販売開始しておりますので、おせち料理の販売が無い場合は時期を改めてアクセスをお願いいたします。
※京菜味のむらでは彩りを重視した盛付になっておりますので、記載内容と異なるお重に盛り付けている場合がございますので、商品をご購入検討される方はご了承ください。
◆関連記事
おせち料理の意味とは?食材の意味や由来、種類一覧を紹介
おせち料理の歴史や由来について解説!昔のおせちや近年のおせち事情について
\ 好評ご予約受付中! /
2025年 京菜味のむらのおせち料理はこちら
2025年おせちラインナップ