おせち料理に栗きんとんが入っている意味とは?

おせち料理の定番料理であり、子どもにも喜ばれる食材といえば「栗きんとん」です。ねっとりした食感と甘みが魅力の栗きんとん。好きな方も多いかと思います。しかし、なぜおせち料理に栗きんとんを入れるのでしょうか?
この記事では、おせち料理に栗きんとんを入れる意味・いわれや、何段目に詰めるのか、栗きんとんの作り方などについて簡単に解説します。おすすめの冷凍おせちについても紹介しておりますので、ぜひ参考ください。
※京菜味のむらでは彩りを重視した盛付になっておりますので、記載内容と異なるお重に盛り付けている場合がございますので、商品をご購入検討される方はご了承ください。
目次
おせち料理に栗きんとんを入れる意味・いわれ
栗きんとんは漢字で「栗金団」と書きます。金運や勝負運を願う食材として、おせち料理の定番の一品です。金運豊かな一年が送れますように、商売繁盛という願いが込められています。
栗が勝負運に結び付く理由は、栗の実をくだいた「かちぐり」が関係しています。かちぐりは「搗ち栗」と記載しますが、発音が勝つと通じるため、武家社会では戦の商機を高める縁起物として重宝され、勝ち運に結び付いたとされています。
おせち料理に入れることで、一年の始まりの日に栗きんとんをいただき、「勝負強い一年になりますように」という縁起を担ぐことができます。
また、金運に結び付く理由は、あざやかな黄金色から金運を上げる縁起物とされて、おせち料理の定番メニューとなりました。さらに、栗きんとんは、栗金団と漢字で表記するため、新年にいただくことで、豊かな一年が送れますようにという願いが込められています。
栗きんとんはお重の何段目に詰める?
栗きんとんは「祝い肴」のひとつとして数えられます。地域や風習によって異なることもありますが、栗きんとんは一の重(1段目)に詰めます。
おせち料理の栗きんとんの作り方
ここでは、おせち料理に入れる栗きんとんの作り方について簡単に紹介いたします。
材料
- 栗の甘露煮(市販品)10~12個
- さつまいも2本(500g)
- くちなしの実1個
- 栗の甘露煮の蜜2杯
- みりん大さじ2杯
- 砂糖200g
- 塩小さじ1/2杯
作り方
①下処理
さつまいもを2cm程に輪切り、皮をむき、水にさらします。透明になるまで水を取り替えます。(2~3回程度)
②さつまいもの下ゆで
鍋に水をたっぷり入れ、さつまいもを入れてください。また、くちなしの実も割って潰して入れます。鍋を中火にかけて、沸騰したら火を弱めてください。串がスッと通るくらいまで煮てください。
③裏ごしする
さつまいもに火が通ったら、鍋に水を注いで、冷まします。鍋の水が手で触っても熱くない程度になったら、さつまいもを取り出し、裏ごししてください。
④仕上げ
鍋に裏ごししたさつまいもと砂糖を入れて、火をかけてください。焦げないようにヘラなどで混ぜながら加熱し、さつまいもが温まったら、弱火にして作業してください。その後、塩、みりん、甘露煮を加えて、そのまま混ぜて完成です。
栗きんとんを美味しく作るコツ
さつまいもの筋が残っていると食感に影響してくるため、皮を厚めに向いておくと良いです。また、裏ごしの際は先に砂糖、そのあとに調味料を入れてください。砂糖がしっかり混ざったら調味料を入れると良いです。
ノムラフーズでは、栗きんとんを楽しめるおせち料理をご用意しております。
おせち料理の栗きんとんやその他の食材を作ると手間や時間がかかるものです。そこで、おすすめしたいのが通販サイトでのおせち料理の購入です。通販サイトであれば、購入予約をしておくだけで、お正月までに冷凍のおせち料理が届くため、おすすめです。
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※京菜味のむらでは彩りを重視した盛付になっておりますので、記載内容と異なるお重に盛り付けている場合がございますので、商品をご購入検討される方はご了承ください。
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